US Tour 2010 Day 1

7月 29, 2010

7月6日から9泊10日でアメリカ国内を車でぐるっと、前からズーッとやってみたかったグランドツーリングしてきました。
その走行距離は、合計で約5,007マイル(8,011キロ)です。
10日間毎日500マイルレースをこなす様な強行軍でしたが、ゆっくりと移り変わっていく景色は、何時間見続けても飽きることはありませんでした。
ツアーの目的は、シカゴからのロサンゼルスまでのRoute 66を走ることでです。そして、今まで全て想像で書いたRoute 66がらみの原稿の現実と想像のギャップを確認することでした。
でも、同じ道を往復してもつまらないという理由と、4人の大統領の顔が彫刻されたマウントラシュモア見るため、シカゴまではサウスダコタ州を通る北回りで行きました。

北に飛び出した部分の西の角がマウントラシュモアです


初日は、カリフォルニア州のパロスバーデスからネバダ州のラスベガスを抜け、アリゾナ州をちょっとかすめて、ユタ州のグリーンリバーという小さな町までの714マイル(1,122キロ)です。
途中のラスベガスを過ぎた辺りで気温が華氏111度(摂氏44度)にもなってエアコンも効かず、ランチバッグで作った氷嚢を頭に乗せての運転でした。
アリゾナ州に入って、予想していなかった雄大な景色にビックリ、ユタ州に行ったら、それに輪をかけた美しさにもっとビックリでした。

出発直後、我が家周辺は霧雨が降っていて肌寒いほど


ラスベガスまでは走り慣れた道。カラカラに乾いている。

ドライレークを抜けてまっすぐな道が続きます


昼間のラスベガスは興ざめの一言。

キングコングにでも壊してもらった方が良いのでは?


アリゾナ州に入ったら車の外気温摂氏47度に上がり、熱気が天井から降りてくる。

脳みそがオーバーヒート、氷で冷やします


突然インターステイト15号が岩山の中を通って行く。この景色を見られただけで「儲けた!」と思っていたら、ユタ州に入ったもっと凄かった。

インターステイトハイウェー15号は岩山を貫いて走っている



ユタ州に入ると岩山のスケールがもう一段大きくなる。日も西に傾いてきてあまりの美しさに、もう言葉にならず。

書き割りのような景色




日が沈みきる前にグリーンリバーという小さな町に今夜のモーテルを見つけてゴールイン。ちょっと初日から頑張りすぎたかな?


US Tour 2010 Day 2

7月 29, 2010

2日目はユタ州のグリーンリバーからアーチズ国立公園を見て、コロラド州に入りロッキーマウンテンを越え、デンバーの町をかすめて、ワイオミング州のウィートランドまでの586マイル(937キロ)です。
アーチズ国立公園は出発前の予定に入っていませんでしたが、地図を見ていてちょっと遠回り(100マイル程度)すれば行けることが分かって、これは得をしまし。
僕は、以前テーマパークビジネスに関係していたので、人工的に岩を再現するロックワークという技術の進歩を長年見てきました。アーチズ国立公園は「神様のロックワーク」そのもので、人間など全く太刀打ちできないそのダイナミックなスケールに圧倒されました。そして、ユタの自然に魅せられて毎年東京から通っていた友達の言葉をやっと理解することが出来たのです。
コロラド州に入ると自然ががらりと変わります。山が針葉樹で覆われているロッキーマウンテンです。ところが、その景色の中に松食い虫の影響か、茶色く枯れてしまっている木が目立っています。このまま止めどもなく広がってしまうのでしょうか?これも自然の摂理だからしょうがないのでしょうか?誰か対策を講じているのでしょうか?それとも、打つ手がないのでしょうか?通りすがりの僕でさえ心配になってしまいました。
ロッキーの山越えは雨でした。
デンバーは外環状線のようなバイパスで通過したため、町の様子は覗えませんでした。丁度夕方のラッシュアワーに遭遇しましたが、ロサンゼルスほどではなく、スムーズに抜け出すことが出来ました。
ここから北に向かって一直線。ワイオミング州は雨が降ったり止んだりだりで、ウィートランドに着く頃には上がってくれました。て西の山脈と雲の間から夕日が差し込んで、明日は晴れるかも知れません。
今日は前半のアーチズ国立公園とロッキーマウンテンの内容が濃かった分、デンバーからの道は牧草地をまっすぐ走るだけで、とにかく距離を稼ぐ行程になってしまいました。

アーチズ国立公園までの道





公園の名前の由来になっているアーチロック。残念ながら片道2.5キロのトレイルを歩いて間近まで行く時間がなかった





国立公園を出ても凄い景色が何時間も続くのです



コロラド州の入り口。ここはまだカラフルじゃない


コロラド州に入ると景色が一変


コロラド州はノーヘルOK!



枯れ木が目立つが大丈夫なのだろか?


トンネルを抜けると


雨が本格的に降り出す


ワイオミング州とコロラド州の州境


まっすぐな道をひたすら北に向かう


地平線と雲の間から夕日が差し込んでくる。




US Tour 2010 Day 3

7月 29, 2010

Day3はワイオミング州のウィートランドという小さな町から更に北上してサウスダコタ州に入り、今回の目的地の一つマウントラシュモアを見て、ひたすらまっすぐな道を東に進み、アイオワ州のスーシティーまでの683マイル(1,093キロ)でした。
マウントラシュモアの存在を知ったのは中学生の頃で、それは本物からではなくDeepPurpleのLPジャケットを見たのが先でした。だからという訳ではないけれど、一度本物を見ておきたかったのです。アメリカ政府がボーグラムという彫刻家に依頼して1927年から工事が始まり、息子が引き継いで1941年まで続いたとのことですが、未だに完成していません。とにかく一山全体が固い花崗岩で出来ていて、世界中の人の墓石を切り出しても余りそうな気がするほどのスケールです。
愛国心の象徴として作られたものだからでしょうが、駐車場ビルと参道、ビジターセンターなどが整備されていてアクセスは非常に良いです。しかしその分、有難味が薄れてしまっているような気がしました。凄い数の人が参拝?に来ているのには、ちょっとビックリ。
インターステートハイウェーの制限速度は州によって65マイル、70マイル、75マイルとそれぞれ違うのですが、サウスダコタ州など交通量の少ない州は75マイル(120キロ)で、これには大変助かりました。このスピードだと眠くもならないし、車も丁度調子よく走ってくれます。何時間もクルーズコントロールを75マイルにセットしたまま、あぐらをかいていても大丈夫なほど車が走っていません。
どうしても明日中にシカゴに着きたかったので、今日はちょっと無理をしてアイオワ州のスーシティー(Siouxと書いてスーと読むのは、地元の人に教えてもらいました。インディアンのスー族のSiouxです。)まで走って、モーテルに入ったのは午後10時半過ぎになってしまいました。

天気は快晴、空が真っ青


分かれ道


石炭を満載した列車


Custom Cowboy Gear, Custom Boots . Huts & Saddles ワイオミング州Luskにて


時速100マイル、直管のハーレーサウンド聞こえますか?


ブッチキャシディーとサンダンズキッドが強盗に入ったんじゃないかと思わせる銀行。今はスタバになっている


これから山に入っていくカスターにて



岩が硬そう


やっと着いたマウントラシュモアは、家から1,523マイル


写真の通り



一つの目的を達成できたので、ここからは一路シカゴへ向けて走ります。

ひたすら東に向かって走る


この辺が「大草原の小さな家」の舞台になったところ


アイオワ州に入って29号線を南に向かう。今日はもう少し走らなければ



US Tour 2010 Day 4

7月 29, 2010

今日はいよいよChicagoに到着予定です。
スーシティーからインターステイトハイウエー29号をミズーリー川沿いに南下して80号に続く680号に乗り換えます。そして80号に乗ったら、ひたすら東を目指して走ります。シカゴに近づいたところで55号に乗り換え、予定より少し早くホテルにチェックインすることが出来ました。走行距離は573マイル(917キロ)です。
アイオワ州の80号は緩やかなアップダウンが続きます。一つ坂を登り切って視界が広がると、デイジャブーの様に今まで走ってきた所と同じ景色がまた現れます。そんな体験を数え切れないほどの回数繰り返している内にミシシッピー川が現れ、ここを渡るとイリノイ州です。
東西に走る幹線道路である80号は18ウィーラーの長距離トラックが多く走っているせいか、ほとんどのレストエリアにフリーWiFiが完備されています。今回の旅の間、レストエリアにそんなサービスが充実していたのはアイオワ州だけでした。
イリノイ州に入ると道の両側に森が広がって景色が一変します。
大都市シカゴに近づいてくると、金曜日の夕方だったこともあり、久しぶりに渋滞を体験。
晩ご飯を食べにダウンタウンに向かう途中、サウスシカゴのかなりやばそうなエリアに迷い込んでしまい、久しぶりにちょっと緊張しました。なんとか無事に抜け出したら、すぐに現れたチャイナタウンで今夜はチャイニーズフード。
明日からRoute 66の旅が始まります。とても楽しみ!

スーシティーのモーテルからの眺め


インターステイトハイウェー29号から680号へのインターチェンジ


緩い感じのアイオワ州


アップダウンの続くインターステイトハイウェー80号


見渡す限りの畑


こんなに長いエアーストリームは初めて見た


WiFiが使えるレストエリアでPriceline.comからシカゴのホテルを予約


ミシシッピー川を西から東に向かって渡るとイリノイ州


イリノイ州に入ると突然道の両側が森になる


シカゴに近づくと渋滞が始まる。これが大都会の問題


シカゴの夕暮れ時


大都会のやばいエリア特有の雰囲気が漂うサウスシカゴ


シカゴのチャイナタウン



US Tour 2010 Day 5 / Route 66 Day 1

7月 29, 2010


これまでの4日間はシカゴまで来ることが目的だったので毎日走れるだけ走ったけれど、今日からは少しペースダウンの予定です。因みに自宅からシカゴまでの走行距離は2,526マイル(4,042キロ)でした。
10時半過ぎにホテルを出発して、まずはミシガン湖沿いのRoute66の起点に向かいます。
起点となる交差点には特にRoute66の記念碑的なものはなく、そのままスタートです。
ダウンタウンを抜けだすのにはインターステイトハイウェー55号を使います。55号はそのままセントルイスまで続いていて、旧道のRoute66はこの道と何度か交差しながら進みます。
旧道は小さな町や村を繋ぐように引かれていて、インターステイトハイウェーはとにかくまっすぐ早く進めるように引かれています。
イリノイ州のRoute 66沿線の小さな町は何処も農村で、鉄道も通っています。
主な農産物はコーンで、背丈を超えるコーン畑が永遠に続いているのではないかと感じるほどです。
それぞれの町には必ずと言っていいほど収穫物を一旦集めて貨物列車に搭載するための巨大なサイロが建っていて、それは今も使われています。
農村は何処も質素でありながら古い家々が丁寧にメンテナンスされています。何処の家も広い敷地の芝生が綺麗に刈り込まれていることが印象的でした。とても豊かに感じます。
道すがら所々にHistoric Route66のサインが立っていますが、この位置があまり適切ではなくミスコースは簡単に起こります。
今回の旅がスムーズにいった理由は、iPad 3GでGoogle Map上の自分の位置を常に確認出来ていたからです。市販されているHistoric Route66を記した地図とGoogle Map上の現在位置を照らし合わしていればミスコースしてもすぐに気づくことができます。iPadが大活躍でしたが、これを常にチェックしてくれる優秀なナビゲーターの存在はもっとも重要です。
「完全版Route66 ナビゲーション」なるiPadアプリをどなたか開発しませんか?
今日はリンカーンのお墓があるスプリングフィールドぐらいで止めておけば良かったのですが、セントルイスの手前まで行ってしまおうとしたのがちょっと失敗でした。結局今日も328マイル(525キロ)も走ってしまいました。

Route 66起点の交差点


黒いビルがかつて世界一の高さを誇ったシアーズタワー。現在は名前も変わってしまったようだ


ダウンタウンの高架上を走る電車。電車が通ると凄い音がする


イリノイ州の特産物コーンをデザインモチーフにしたシカゴで僕の一番好きなビル


ここでフリーウェーを降りて旧道へ


遠くに見えているのがシカゴ・ランド・スピードウェー。丁度NASCARのレースが開催中


綺麗にレストアされたガソリンスタンド



やっと現れたコーン畑。これからずーっと続いていた


使われていない旧々道


当時の姿をそのまま残しているポンティアックの町





巨大なサイロ


サイロより全然小さいアトランタの市役所兼警察署兼消防署



アトランタの町の給水塔


リンカーン大統領縁の地「リンカーン」人口15,400人






コーンの谷間にて


良い感じのカントリーロード


かなり日が傾いてきたイリノイ州のスプリングフィールド


リンカーンのお墓にて



コーン畑に沈んでいく夕日


地図上では55号線が表示されていますが、これは目安で、Route 66はこの55号線とつかず離れず走っています


US Tour 2010 Day 6 / Route 66 Day 2

7月 29, 2010


今日は東から西に向かってミシシッピー川を渡る日です。
まずはRoute 66の中でも重要なポイントを占めるChain of Rocks Bridgeに向かいました。これは1929年に完成した長さ約1マイル(1.6キロ)の橋です。橋のたもとの駐車場に車を止めて歩いて渡ります。
幅24フィート(7メートル)は今の常識からするととても狭く、それも一車線ずつの対面通行ですから、現在の18ウィラーのビッグリグトラックは、すれ違えないのではないかと思います。きっとそんな理由で1967年に閉鎖されたのでしょう。
橋を歩き始めるとまずは両側に湿地帯が続きます。背の高い木が橋を両側から包み込んでいて、ジャングル探検をしているような気分です。そこから抜け出すと、パッとミシシッピー川の眺めが広がり、涼しい川風が吹いてきます。
ゆっくりだけどそれなりのスピードで流れていく圧倒的な水量は、僕がこれまで持ち合わせてきた”川・河”のスケールを何10倍も上回っていて、完全に圧倒されてしまいました。
黙って流れを見ているだけで、気持ちが豊かになったように感じました。
橋の中間点がイリノイ州とミズーリー州の州境です。
次回は、川幅が広いところをフェリーボートで渡ってみたいと思います。
一度インターステイトハイウェー55号に乗って別の橋を渡り、ミズーリー州に入ります。

Chain of Rocks Bridge


ものすごい水量


新しいRoute 66の楽しみ方?


向こうに見えているのがChain of Rocks Bridge


ミシシッピー川を渡ると、もう西部です。
川沿いに南下するとセントルイスの町にそのまま入っていきます。ミシシッピー川の交易で栄えた町だから、川沿いには古い巨大なレンガ造りの倉庫や工場が残っていますが、どれも今は使われていない様子です。そんな工場で働く従業員のために建てられたと思われる古いレンガの家が並ぶ住宅街もやはり荒れています。日曜日と言うこともあったのかも知れませんが、町からまったく覇気を感じることは出来ませんでした。
ゲートウェーアーチを車に乗ったまま横目で眺めて、セントルイスからは早々に退散しました。


カージナルスは遠征中?


バドワイザービールの工場。この建物は現役稼働中


町を抜けると結構アップダウンのある森の中をインターステイトハイウェー44号とすぐその脇をRoute 66が走ります。どちらを走っても見えるものは変わらないので、途中からはインターステートを走ってしまいました。朝から続いていた曇り空は段々暗くなっていき大粒の雨が降ってきたと思ったら、強烈な横風を伴った嵐に突入です。視界も悪く車線も全く見えなくなり、走っていた車が一斉にインターステートから出て避難するほどでした。http://www.youtube.com/watch?v=bGCg2AGLMhs
その嵐も15分ほどで通り過ぎ、今夜の宿泊地スプリングフィールドを目指します。
モーテルにチェックインしたらさっきの嵐が追いついてきたのか、外は雷雨です。
今日の行程は、イリノイ州のコリンズビルからミズーリー州のスプリングフィールドまでの270マイル(432キロ)でした。

道の両側は深い森


モーテルのサインは残っているが矢印の先には何も無し


嵐のため一時避難


モーテルにチェックインしたらまた激しい雨が



US Tour 2010 Day 7 / Route 66 Day 3

7月 29, 2010


昨日の嵐はどこかに去ったようで、少々薄雲がかかっているが朝から快晴。スプリングフィールドの街の様子をちょっと覗ってからカントリーロードをひたすら西へ。

まだ寝ぼけた感じのスプリングフィールドのダウンタウン


街を出るとすぐにこんなカントリーロードに。


屋根の突端が鳥のクチバシの様に飛び出している納屋。この辺の納屋はどれも同じ形状。この突起にどういう機能があるのだろうか?


カントリーロードを走っていたら「ガロン15セント」のサインを出したガソリンスタンドが現れた。当時の姿を忠実に残したギフトショップになっている

アメリカでも古い建物も車も小さい。現代のスケールと比べると2/3程度



ガレージは石造り


永遠に続いているのではないかと思ってしまうカントリーロード


やっと直線が終わったかと思うとこんな道が現れた。

Route 66のガイドブックに載っているPeggy Sue's Drive-Inも今はクローズされてしまい売りに出されている


やっと1/4!


今でも活気の感じられるジョプリンの街。それでも5分程度で通過してしまう


Route 66はほんの数マイルカンサス州を抜けています。

空も曇ってきて交通量もなく、何となく寂し風景


カフェになったガソリンスタンド


名前も思い出せない寂れた町


Route 66でカンサス州唯一のスポットであるマーケット


このマーケットをやっているのはかなり高齢のおじいさん。後継者がいるのか心配

ボクスタービルの町を抜けると、もうオクラホマ州に入ります

寂れてしまったダウンタウン


オクラホマ州へ。天気は下り坂


マイアミのダウンタウン。この町は結構活気がある


ミスコースしたのか?ついに現れたダートの道


またまっすぐなカントリーロード


チェルシーの町にて


Route 66の有名アイコン「青いクジラ」


この「青いクジラ」は、以前ここにあった小動物園の客寄せパンダだったとのこと。一旦朽ち果てそうになったのをレストアされ生き残っている。

突然、天気は回復。遠くに見えているのはタルサの町


チャンドラーの町の入り口に立つビル


閉鎖されたガソリンスタンド


ベーカリーになってしまったガソリンスタンド


町を抜けると、またまっすぐなカントリーロード


オクラホマの土は赤い


のどかなオクラホマ


やっとオクラホマシティー着


今日はミズーリー州スプリングフィールドからオクラホマ州オクラホマシティーまでの走行距離338マイル(541キロ)。
カントリーロードのドライブは楽しかった。
曇っていたカンサス州は1977年にヒットしたカンサスのDust in the windを思い出してしまう寂しさが漂っていました。
竜巻のメッカであるオクラホマシティーは湿った風が南から吹いて、とても暑い。

竜巻でも起きそうな不気味な雲



US Tour 2010 Day 8 / Route 66 Day 4

7月 29, 2010


今日は、まず朝一にタイヤ屋へ行って、予想以上に減ってしまったタイヤを交換しました。今日も快晴です。
オクラホマシティーは人口50万人程度の中都市。1995年2月に起きた連邦ビル爆破事件は、15年を経てもアメリカ人なら誰もが覚えているショッキングな事件でした。
ダウンタウンを見に行ったら偶然、連邦ビル跡に出くわしてしまいました。敷地はそのまま残されて慰霊の碑が建っていて、今も多くの花が添えられています。

連邦ビル爆破事件の慰霊碑


オクラホマ州はRoute 66にそのまま州道66号という番号を付けており、そのサインも至る所にありプロモーションに力を入れているように感じました。
町から離れるとまたカントリーロードです。


ガイドブックによると、数あるRoute 66のミュージアムの中でも最も内容が充実しているといるクリントンのミュージアム


ここのミュージアムで流しているRoute 66の誕生から衰退までの歴史を見せるビデオは泣かせます。そして、Route 66を旅することに誇りを持たせてくれました。

もうすぐテキサス州との州境


オクラホマ州からテキサス州に入る際にはインターステイトハイウェーを降りて旧道を走ってみましたが、州境には簡単なサインが立っているだけでした。

寂しい州境


真っ平らな大地が広がるテキサス州


トラクターに道を占領される。頭にはテンガロンハット、足にはウエスタンブーツがテキサスのお約束


とにかく平らでまっすぐ


テキサス州をRoute 66通過するときの唯一のアイコンがキャデラックランチです。今回の旅で見ておきたかった場所の一つです。

もっと道から近いところにあるものだと勝手に思っていたが、これが意外に離れている




誰でもスプレーペイントで好き勝手にグラフィティーを描いて良いことになっている


テキサス、真っ平ら、まっすぐ


ニューメキシコ州との州境が近づくと急にテーブルトップマウンテンが見えてくる


ニューメキシコ州にも旧道から入ろうと思ったら、道がなくなってしまった


今日はこれで3州目


トゥクムカリの町には古いモーテルやレストランが現存している



チャイニーズレストランも




トゥクムカリの町の裏にあるメサ


今日のお宿も典型的なモーテルの部屋の装備が揃っている


明日の朝まで暫しのお休み


今日はオクラホマ州オクラホマシティーからテキサス州を経て入メキシコ州サンタローザまでの452マイル(723キロ)。
今日もよく走りました。

US Tour 2010 Day 9 / Route 66 Day 5

7月 29, 2010


今日はニューメキシコ州のサンタローザから出発して、まずはサンタフェを目指します。
ニューメキシコは乾いていて砂漠ばかりというイメージを持っていましたが、緑が多いのにはびっくっり。道も昨日までの真っ平ら、まっすぐと違って、変化があって景色が楽しめます。

辛うじて営業中のサンタローザのレストラン。お客の車がシブイ!


かなり寂しいサンタローザの町


まずは山に向かって一直線


海抜が高くなるとそれに従って緑も増えてくる


お昼前にはサンタフェ到着


サンタフェは避暑地というだけあって観光客がいっぱい


去年の1月に来たときにはレストア中だったミッションはとても綺麗に修復されました



ホテル ラ・フォンダには何時か泊まってみたい


ホテル ラ・フォンダのレセプション


ラ・フォンダのロビー



ホテル ラ・フォンダのレストラン



アルバカーキへの道。だんだん乾いてくる


アルバカーキのインターチェンジ。町は素通り


フリーウェーもアドビ調のアルバカーキ


行く手には雨が降っている



マックだってアドビ調。アコマ スカイシティー


崖が赤い


雨がすぐそこに迫っている


西部劇映画撮影にスターが泊まったというギャロップのエル・ランチョ ホテル


ロビー


レセプション



次のカーブを曲がったらアリゾナ州との州境


やっとアリゾナ州まで戻ってきた


アリゾナ州も広い!


今日の泊まりはホロブロックの町。エンプティーポケット サルーン興味惹かれる


こんなサインをもっといっぱい見られるかと思っていたけど、甘かった


砂漠のサンセット


今夜のお宿が今回の旅の最後の宿。明日は我が家までひとっ走り。虹が架かっている


虹のサイズが大きすぎて一枚のフレームに収まらない


今日は景色の変化に富んでいて、天気の変化もあり、観光地もありで楽しいドライブだった。
走行距離は429マイル(686キロ)

US Tour 2010 Day 10 / Route 66 Day 6

7月 29, 2010


今日は何が何でもゴールを目指そうと、いつもより早めにスタートです。
ホルブルックの町はモーテル、レストラン、カフェ、ラウンジなどがRoute 66に寄生するような感じで営業されています。
ピクサー映画の「Cars」に出てきたインディアンのテント「ティーピー」の形をしたモーテルもこの町に残っています。

まだ朝早いので町は寝惚けている?




ティーピーのウィグワムモーテル


ビンテージカーはディスプレー


旧道を走っているとこういった光景や廃屋に度々でっくわす


珍しい旅客列車


やっと青空が見えてくる


フラッグスタッフまで来たらやっとロサンゼルスのサインが出てきた


グランドキャニオンへの入り口にも当たるフラッグスタッフの町にはモーテルがいっぱい残っている


まだロサンゼルスまで474マイル(758キロ)



観光地化しているセリグマンの町



ヨーロッパからの観光客がバスで乗り付けていた



グランドキャニオンを流れるコロラド川を数日かけて川下りするツアーに使われるゴムボート。来年はこれに参加したい


今日のハイライトはキングマンからオウトマンを抜けてニードルスに至る山越えの旧道。オウトマンには1902年にオープンしたというホテルが残っています。
「怒りの葡萄」の人達も本当にここを越えていったのと思うほど険しい山道でした。

キングマンの町。気温は華氏105度(摂氏40度)を越えている



元ガソリンスタンド、今ギフトショップ


これでも歴としたRoute 66




頂上は海抜3,550フィート(1,065メートル)


カリフォルニアを望む


金鉱で栄えたというオウトマンの村。今は観光地でロバが放し飼いにされてる




この橋を渡ればカリフォルニア



「緑の大地」だと夢見ていたカリフォルニアが一番乾いている。外気温華氏118度(摂氏48度)で車のエアコンも効かない!


やっとバーストウまで戻ってきた


バーストウから旧道を走っていたら雲行きが怪しくなってきた


インターステートハイウェー15号の方は土砂降り


ビクタービルのオールドタウン。ロサンゼルスまではあと一息


インターステイトハイウェー15号をサンバルナディーノに向けて一気に下る。交通量が増えて3車線にになりドライバーのテンションが高い


夕方の通勤ラッシュに巻き込まれる。シカゴ以来初めての渋滞


ゴールの我が家まで後3マイル。10日ぶりに海を見た


無事我が家にゴールイン


今日の走行距離は634マイル(1,014キロ)でした。
9泊10日の全走行距離は5,007マイル(8,011キロ)で、駆け足というか、ほぼ全力走の様な旅でした。貧乏性なのか、まだ日が出ている内は走ってしまおうと、ついつい毎日走りすぎてしまいました。というのも、毎日10時間以上も運転を続けるとアドレナリンやドーパミンが出っぱなし(ダダ漏れ!)状態になるのです。だから旅の間はズーッとハイパーのままでした。疲れているのに朝早く目が覚めて、今日はどんな景色に出会えるか楽しみで、出発を急ぐ毎日だったのです。
自宅に帰り着いた次の日などは、窓の外を見ても変わっていかない景色に不満を持ったほどです。そして、こんな旅を年中続けている長距離トラックドライバーに憧れ、すぐにも旅立ちたい気分になりました。
それも一週間ほど時間が過ぎてやっと落ち着いたようです。
今回走った道に色を付けた地図を見ると、やはり一種の満足感を味わうことが出来ます。でもよく考えると、こんなに頑張ったって、走った道の両側をチョロッと見てきたに過ぎないではないか、との思いも湧いてきます。
それはさておき、この旅が無事に出来たのは、守ってくれた皆さんと、文句一つ言わず走り続けてくれたAudiと、僕につきあってくれたワイフのお陰です。心から感謝しています。どうも有り難うございました!
そして、このブログを見てRoute66の旅に出てみたいと思う方が現れるのを期待しています。


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